クアルトモロ・ディ・サルデーニャ Z (ゼッタ)フリザンテ・スイ・リエーヴィティ NVの紹介
■ワインの味わい
クアルトモロ・ディ・サルデーニャでは2012年よりこのオリジナルでユニークなスパークリングワイン「Z」を製造しています。
サルデーニャのグレープ、ヴェルメンティーノで作られたドライワインと翌年のフレッシュなグレープマスト(ワインを作る前のプレスされたグレープジュース)を加え瓶内発酵させ、酵母をそのまま瓶内に残した自然な製法が特徴のフレッシュで大変飲みやすいワインです。
クアルトモロ・ディ・サルデーニャでは2つのワインが1つになったと表現され、爽やかで酵母からの独特な風味と味わいが特徴の、少量生産で丁寧に作られたクラフトワインです。
ヴェルメンティーノのフレッシュでドライな香りや味わいに、この品種の特徴でもある潮風に白い花や黄色の花のようなフローラルの香りや柑橘系やフルーツなどの爽やかさや、スパイスや瓶内に残った酵母からのニュアンスが楽しめます。フレッシュでフルーティーな味わいとソフトな飲み口はクアルトモロ・ディ・サルデーニャのQ(クー)メトド・クラシコ(シャンパン製法)ともまた違う軽やかな仕上がりです。
■ワインの背景
イタリアワインの中でもスパークリングワインは季節を問わず色々なシーンでお楽しみいただける人気のスタイルです。フリザンテ(微発泡)の”Z”は柔らかい口当たり軽やかさが魅力のワインです。 フリザンテ・スイ・リエーヴィティは昔から農家に伝わる醸造製法で、田舎製法とも呼ばれていますが、この伝統的な手法にクアルトモロ・ディ・サルデーニャらしく新しいアイディアと技術も融合させて面白いワインが出来上がりました。
原材料となるヴェルメンティーノグレープはマルビウという土地で黒曜石を豊富に含んだ砂土と火山性粘土が混ざった土壌で丁寧に栽培され、手摘みで収穫されています。ステンレスタンクを使用して作られたワインは6か月間タンクで熟成され、その後、翌年のグレープマストを加え瓶内発酵させたのち、6か月間熟成されます。
美しい濃い藁のような色合いに、キラキラと浮かぶ酵母を眺めるのも楽しいワインは、ボトルを開ける前に軽くボトルを逆さにして澱を全体に混ぜてから一緒にお飲みいただけます。また、デキャンタをして澱を沈めてから、濁りのない状態で、少し酸味の強まった味わいをお楽しみいただくこともできます。
ユニークなボトルデザインと綺麗な藁色のこのワインは、贈り物にしてもぴったり。王冠キャップで開けやすいので、ピクニックや野外でもお楽しみいただけます。
■このワインと合う料理
アペリティフとしてワインだけでも、アンティパストや軽いおつまみと一緒に。スッキリした味わいはピッツァや魚介のお料理、フライ料理と合わせてもお楽しみいただけます。食後に焼き菓子などのデザートと合わせてもぴったりです。
■こんなシーンにおすすめ
家飲みからホームパーティーなどシーンを問わず、アペリティフとしてもランチやディナーなどいろいろなお料理に合わせてお楽しみいただけます。またユニークなボトルデザインのスパークリングワインはクリスマスやお正月、お誕生日や記念日などに合わせて、いろいろなお祝いの席で開けていただくのにぴったりのワインです。また結婚のお祝いや記念日、バースデーやお礼などの特別な贈り物や、ワインがお好きな方へのプレゼントにもぴったりです。開けやすい王冠キャップなのでピクニックやBBQ、お花見など屋外でもお楽しみいただけます。
■ラッピング
のし、ギフトボックス、メッセージカード、ギフトラッピングなどもご用意しておりますので、お気軽にお尋ねください。お中元、お歳暮、内祝いなどのギフトにも対応可能です。
PRODUCERワイナリー紹介
サルデーニャ島ではもちろん、イタリアでも近年最も注目されている醸造家の一人、ピエロ・チェッラ。彼が奥さんのルッチャーナと家族で営むワイナリー、クアルトモロ・ディ・サルデーニャは2007年にオリスターノ市からほど近い、西海岸沿いの アルボレアという村に設立されましたこのワイナリーは、普段はサルデーニャ各地で醸造コンサルタントとして活躍している、ピエロの実験的ガレージワイナリーとしてスタートしました。
ここでは、かつてイタリアワイン、スーパータスカンの父と言われたジャコモ・タキスの右腕として長年活躍したピエロの技術と知識を駆使して、島の様々な土着ブドウ品種とサルデーニャ島のテロワールに注目し、その可能性を最大限に引き出し国際的レベルまで引き上げるというコンセプトを基に、数々の素晴らしい島の土地や文化を感じながらもとてもエレガントなワインが生み出されています。
クアルトモロ・ディ・サルデーニャでは、土地に敬意を払うという意味で、化学的な手は加えない自然農法にこだわりながら、ワイナリーでもできる限りナチュラルなワイン作りを心がけています。この魅力的なクアルトモロ・ディ・サルデーニャのワインを通して、新しいサルデーニャワインの可能性をも感じることができます。